優しさ

 

思っていたよりも

自分のことしか見えていなくて

それは興味がないからなのか

一杯一杯になっているからなのか

 

誰かが言ってくれた言葉だったり

私のために取ってくれた行動を

飲み込んで、じっくり咀嚼しないと

その優しさに気付けないのだ

 

今まで気付けなかった優しさが沢山あって

それなのに"満たされない"だなんて

自分勝手過ぎるのにも程がある

 

果たして私は誰かに

本当に優しく出来たことがあったのだろうか

いつだって

自分の事しか考えていなかったのではないか

 

人に優しくすると、自分の為にもなる

 

自分の為になるから、人に優しくする

 

私の優しさは自分の為?

これは偽善というのだろうか?

偽善でも、両者が良い思いをしているんなら

それでいいじゃないか

そう思ってきたけれど

誰かの優しさに気付いた時に

己の未熟さと卑しさに打ちのめされるのは

どうすればいいのか

 

本当の優しさを

誰かに与えることが出来るだろうか